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2016年12月14日 (水) | Edit |
皆様こんにちは。
「科学の学校」丸山です。


本日12月14日の実験をもって
本年度の科学の学校2学期が終了いたしました。


この1週間は学期末恒例の
「お楽しみ実験」
が各教室で行われました。


普段の体系だったテーマではなく

生徒とクラス担当の先生が相談して
自由なテーマを設定し
実験や工作を行います。


前職が調理関係だった私のクラスは
必然的に
「食べ物実験」
と称して
調理実習のようなお楽しみを行う事が多いです。


なんといっても育ちざかりの子供たちですから、
「今日は食べ物作りです!」
などと発表すると
やはり受けがよいのです。


今回も例にもれず


滑らかプリン
手打ちうどん
ティラミス
ぜんざい(もち米を炊くところから!)

手打ちうどん滑らかプリン 


などを
生徒さんたちと作りました。

こうするんだよーと
説明しながら一緒に作業していると

小学校2年生クラスのある生徒さんがこう言いました。


「今日は料理教室やな。全然科学関係ないな!」




そんなことはありません。

私は料理の中心は「科学」である
と思っています。


卵がゆで卵からケーキにまで七変化できるのは何故か

うるち米は付くとべちゃべちゃの糊になるのにもち米はもちになるのは何故か

こねてカチコチになったうどん生地を休ませるとやわらかくなるのは何故か


こんな風に考えていくと
どうですか?


やっぱり「科学」でしょう。


彼が科学の学校で知的好奇心を育み、
そんな風に物事を見られるようにしてあげたいたい所です。



とはいえあくまでも学期末の
「お楽しみ実験」

楽しく作っておいしくいただく!
試食時間の笑顔を見て

「ま、今日くらいはこれでいいか」
と思ったりするのでした。
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